トラウマになったあの本の題名

 

ハリーポッターが出版されたらその日の夜中に読み切ってしまうほど本が大好きだった。

 

それなのに、書店である日ふと手に取った文庫本。青春ミステリーだと謳う書店のポップに騙されて買ったあの本が、私にトラウマを植え付けた。以後私は本に恐怖を持ち、本そのものに懐疑的になってしまった。

 

ここまで書いておいて申し訳ないのが、トラウマ過ぎて全く本の題名を覚えていない。

 

あれから数年?数十年?経過してるけど今だにあの気持ちをずるずると引きずっていて、正直思い出したくない。けどもし、作者が今現在素敵な小説を執筆しているなら、新作を読んでトラウマを克服したい。分かる人は教えてほしい。

 

覚えていない本について書き出すと、

 

・青春ミステリー的な広告

・水色の爽やかな表紙の文庫本

・小説の最後の方で急にグロくなる

・彼女か妹?姉?が犯人?

・んで犯人が誰かを料理して喰っとった

(主人公に食べさせてたかも)

・犯人二重人格だったかも

 

これくらいしか覚えてない。

そもそも私にホラー耐性がなかったのも問題で、過剰にショックを覚えてしまったのだと思う。は??二重人格かよおもんな(正直に書きすぎ)というオチに対するショックもあったけど。こんな本があるなんてと気落ちして体調不良になった。気持ちが落ち着いた頃、書店で本を買おうとしたら、次に選んだ本があんな内容だったらどうしようと不安になって本を手に取る事ができない。もしかして本って100%作者がやりたい放題やっている、思想や価値観がぎっしり詰められた危険な情報の塊なんじゃないか???!とすら思う様になった。(酷い思考回路)

 

本の事大好きだったのにおかしいな…

 

まあこういう経験があるので、本を安易に表紙・ポップ買いするのはオススメしない。そして書店員は安易にポップで人を騙すのはやめていただきたい!!

 

このトラウマを覆してくれるような本が今後人生で現れます様に(滝涙